非線形ダイナミクスとその応用について研究しています。
主要な研究成果の概要を紹介します。
Communications Physics, 2026
多数の変数が相互に影響する問題でも、空間的な位置関係に共通の規則があれば、その構造を活用できます。畳み込みを用いたspQUBOの定式化と、空間光イジングマシンとの対応を紹介します。
Physical Review Letters, 2023
同じ光学系で異なる振幅パターンを順に測定し、その結果を重み付きで足し合わせます。空間光イジングマシンで扱える相互作用を低ランクの問題へ拡張し、最適化と統計的学習への応用を示した研究です。
Scientific Reports, 2013
通常は乱数を使うボルツマンマシンの状態更新を、連続的な運動と離散的な切り替えで置き換えます。決定論的な力学系による計算モデルと、その数値的な検証を紹介します。
Scientific Reports, 2013
その場の車の量に応じて切り替わる信号が、交通流を通じて互いに影響します。決定論的な格子モデルに現れるカオスと、イジング模型に似た集団的な振る舞いを調べています。
Discrete and Continuous Dynamical Systems, 2005
区間への戻りを取り出すと、再び二重回転の形が現れる。この帰着を繰り返して、パラメータ空間の自己相似的な複雑さを解析します。
Europhysics Letters, 2004
固定パラメータの単純な等価回路でも、部分放電の起こり方は複雑になります。二重回転写像を用いた解析と予備実験により、1周期あたりの正放電回数や放電位相の分布を調べた研究です。